塚本奈緒選手インタビュー
2022.2.25

「型」を破れる選手になりたい
パッションは私を象徴する言葉。走ることはそれほど得意じゃないけど苦にはなりません。ボールがくるこないに関わらずチームのために走ること。サイドバックとしてのスプリントにこだわって献身的に走り続けたいです。もちろん出場できないときは、その立場でできる限りチームに貢献したい。エルフェンには明確な「型」があります。まだまだ理解できていないところもあって、状況に合わせた判断も求められるなど難しさを感じます。少しでも早く型の理解に努めて、型を破れるような選手になりたいです。
今与えられているのは、走ったら走るだけ貢献できるポジション。走ることはしんどいけど、チームのために自分が苦しむこと自体は苦じゃないんです。とにかく自分のプレーがチームにポジティブに働いてくれればいい。
プライベートでは料理とドライブがいい気分転換になっています。素材を切る作業で「無」になれる料理は、達成感や充実感を味わえるところが好き。目的なくドライブすることも楽しいです。東京まで4時間かけてマニュアル車で往復したこともあります。めんどくさいことや人がやらないことをやれるのが私の強みかもしれないですね。
先日のトレーニングマッチではたまたまゴールできたけど、体を投げ出して決められたのが自分らしくてよかった。新潟にいるときはPKを決めておたけびを上げることもありましたが、パッションを素で表現できることも他の人にはない私なりの存在価値だと思います。
後半戦では少しでも多く試合に絡みたい。激しさや恐れずに突っ込んでいくプレーでみんなのモチベーションを高めることができればうれしいです。ファンや来場者の方々を勇気づけたり元気にしたり、「明日もがんばろう」って思えるようなプレーを心がけたいと思います。

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