かなえーる Vol.37
いらっしゃーい!!!
出だしから、かなこさんを期待していましたか?
だめです。だめです。
私は図々しくどこまでも現れます!!!!
今回は竹内さんとお出迎えです!
竹内さん!ネタがなくなったわけではないですよwww
まーまー見てくださいよ!!!!!
2023-24シーズン
たくさんの応援ありがとうございました。
後日、あたらめて今シーズンのこと
書かせていただきます。
今回の「かなえーる」もかなこさん登場です。
わたしいらないぞって
声が聞こえてきそうなので聞こえてくる前に
それでは私はこのあたりでドロンッします。
かなこさん今回もお願いしますーー!!
まっちゃんありがとう!
こんにちは、伊藤です。
先週のかなえーるを読んでくださった皆様、ありがとうございます。
SNS上でコメントしてくださっているのを見て励みになっております。
今回ですが、だいぶ時間が経過してしまっていますが再びエルフェン未来応援プロジェクトマッチにまつわる話をお伝えさせていただきます。
番外編ラストということで、散歩中にちょっと寄り道するような気分でお付き合いいただけると嬉しいです。
さっそくですが、かなえーるを書かせてもらうことになり、私にはどうしても伝えたいことがありました。
前回のかなえーるにも度々登場した
マーケティング事業部 運営・社会連携部部長、竹内さんのことです。
ご存知の方も多いと思いますが、竹内さんはフロントスタッフの中でもっとも長くクラブに在籍し、
NPO時代から株式会社化、WEリーグへの参入といった大きな流れをクラブのど真ん中から見てこられた人であります。
そして前身「狭山アゼィリアFC」の元選手でもあり、私たちの大先輩です。
(そう言えば「あとりえ」でも何度も登場していましたね)
5月5日。ホームゲームに向けた前日準備にて。隠し撮りごめんなさい。
そんな竹内さんはこの前座イベントを進めるに当たって、事あるごとに私の名前を出してくれていました。
社内会議や、関係者との打ち合わせの中で。試合後終礼の挨拶の中で。取材依頼があった先方に対して。
このプロジェクトは企画段階から伊藤香菜子さんが関わり、進めてきたので。
間違ってはいないけれど、「ほんとう」は別のところにあるから、今日はそれをお伝えしたいです。
もう一つの背景。
クラブが積み重ねてきた時間の上に。
イベントを進めるにあたり実際の仕事量をサッカーグランドの大きさで例えてみるならば、
竹内さんが105m×68mの正規のサイズだとしたら私は半径1m以内のコーナーエリアほど、だったと思う。
とにかくものすごい量の仕事をものすごいスピードで竹内さんが捌いていくのを横で見ていた。
「エルフェン未来応援プロジェクトマッチ」の名も、竹内さんが生みの親だ。
私が一つの作業に取り掛かっているその横で、まるで魔法を唱えたかのようにいつの間にかあれもこれもが進んでいる。
でも竹内さんは魔法使いのハリー・ポッターではない(たまにそのように見える)。決して、
「エクスペクト・パトローナム!」とか言っていない(もしかして心の中で唱えているのかな)
いつの間にかと言ったがいつの間にかなんかじゃなくて、時間をかけて手足そして口を動かして作業している
背中がいつもあった。
それなのに、私の名前が出てくるのは。
企画が動き出した早い段階で私は気づきはじめる。
竹内さんは、まだゴール前にさえいない(つまり運営部隊として何をどう進めていいのか、
方向も手段もわかっていない状態の)私に、アシストしようとしてくれているのだ。
それに気づいた時、ハッとした。この竹内さんからのパスは顔からすべってでもボールをゴールの中に入れなければならない。
応えたい。そう思った。
気づくというより、より実感したこと。
イベントを進行するにあたって協力をしていただく皆様への依頼の電話や、Web会議を竹内さんの
隣の席で見聞きする機会が多かった。
WEリーグを模した形で前座試合を行うということはすなわちWEリーグ+WEリーグに近いから、
当然、仕事が増える。
皆さん最初はとても驚かれていたけど、こうして実現できたのは、関係者特にコアスタッフとして関わる方の心の中に
“仕事だから”よりも深いところで“エルフェンさんが、竹内さんがそう言うのなら”も絶対あったと思う。
そういった信頼関係や互いに積み重ねてきた時間の上にこのイベントが成り立っていることを
私は肌で理解していった。
ピッチ上で選手たちが時折見せる「オッケーオッケーわかってるよ」といった互いを理解しているから生まれる身振りや視線の非言語コミュニケーション。
勝手な言い回しだけど、そんなふうな関係性が竹内さんと各担当者の方との間にはあるように感じて、それが眩しく見えた。
そんな関係性も一朝一夕でできるものではないはずだから、これまでのクラブや竹内さんを中心とする運営部隊の皆さんの試行錯誤を想像せずにはいられない。
ホーム最終戦の5月11日(土)。
試合とセレモニー、片付けが終わり、コアスタッフによる今シーズン最後の終礼ミーティング。
その場にいた全員が挨拶をしていく。それぞれの立場で、それぞれの課題や感謝が言葉に乗せれられていく。
スタジアムに応援に来てくださる方一人ひとり何かしらの理由や意味があるように、
試合をサポートする人たちにもそれはある。ほんのちょっぴり告白のような想いに触れて胸が熱くなったのは、
きっと私だけじゃないと思う。
2023-24シーズンが幕を閉じたいま、
またそれぞれの立場で、クラブを支える人たちは来シーズンに向けてもう動き出している。
かなえーるというこの場所にしばし滞在させてもらったので、私からも今シーズン応援してくださった皆様に、感謝の言葉をお伝えしたいです。
1シーズン熱い応援、あたたかいサポートを、ありがとうございました。
ところで。
竹内さんからのドンピシャのパスを受けて私が放ったシュートは、果たしてゴールへと届いただろうか。
ボールにはなんとか触れた気がする。
一つ確かなことは、今まで見たことのない、新しい景色を見せてもらったこと。
とても素敵な景色でした。
それでは、
まっちゃんにバトンをお返しします。
2週にわたりありがとうございました!!
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