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かなえーる Vol.36

2024.5.23

今回は大大大サービスの
かなえーるでございます!!!!
この文書を読んでいる方はもうすでにあたりです!

とにかく、これこれ
手に持っているこれですよ!!!

ついにかなえーるにもスポンサー!!!!!!!!
と言いたいところですが

優しさに溢れる
名前は極秘ということで伏せますが

・とても優しくて懐の深いTKI社長

いつもいつもお世話になりすぎてますが
今回かなえーるに!っていただきました!!!!
ありがとうございます!!

お菓子大好きな私は
人にはあんまり分けたくない精神ですが
こればっかりは優しさの連鎖ということで
みんなと分けていただいちゃいます!!

チョコやクッキーめちゃくちゃ美味しい!!
クッキーといえばりえさんの大好きな牛乳にもぴったり!

私はカッコつけてコーヒーとかと合わせますがww

こそこそ人がいないときに
出来るだけ1人でいただきますww優しさの連鎖とはww


今回のかなえーるまた特別で!!!!


お出迎え写真見て分かった方もいるかな?
今回はわたくし、又吉果奈ではなく

「伊藤香菜子」さんがお送りする
かなえーるでございますよ!!!みなさん!!!!

私なんかとは全く180度!

むしろ360度!!!!
違うかなこさんの頭の中を
心の声を見てみたい!聞いてみたいですよね。


それでは、、、
うるさい私はさっさとこの辺で抜けさせていただきます。

それでは、どーーーぞ!!!!



みなさんこんにちは!ご紹介にあずかりました、伊藤です。

又吉さん、360度っていったら、一周回って同じじゃん!笑


そんな又吉さん(以下、普段通りまっちゃんと呼びます)はエルフェンの元チームメイトで、現在は運営・社会連携部内で
一緒に働いています。
今回はかなえーるの場をお借りして、番外編をお送りさせていただきます。

これを読んでくださっている方の中には初めましての方もいると思うので、まずは自己紹介をさせてください。

【プロフィール】伊藤 香菜子(いとう かなこ)

小学3年生よりサッカーを始める。2019年にちふれASエルフェン埼玉にて現役を引退。
以後4年間アカデミースタッフとして育成に携わる。本年4月より運営・社会連携部兼強化・育成部に所属。

はい、手短に自己紹介させていただきました。それより皆さんにはやくお伝えしたいことがあるので!
さっそく進めたいと思います! ではっ。

今回お話したいのは、

前々回のかなえーるでまっちゃんが溢れる想いとともに書いてくれた『エルフェン未来応援プロジェクトマッチ』について。
たまたま私が企画段階から関わらせていただいたこともあり、なぜこのような取り組みを実施するに至ったのか、
その背景や企画にまつわるエピソードを紹介いたします。

まずはお時間ある方、こちらの動画をご覧ください。

カメラマンはまっちゃん、動画編集作業は私が担当しました。
企画に対しての熱がほとばしったまっちゃんは試合当日、よっ、よっ、よんせんまい(4,000枚)近く撮ってくれて、
その躍動感ある素晴らしい写真を使わせてもらっています。
参加してくれた選手の皆さんの表情がとても素敵なので、ぜひご覧ください!! 



あたたかい眼差しの写真をありがとう。




5/6 ちふれASエルフェン埼玉マリU-15 vs 埼玉県立松山女子高校サッカー部】



5/11 クマガヤSCライラック vs バニーズ群馬FCホワイトスター】


ここからは文体が変わりますが最後までお付き合いいただけるとうれしいです。

エルフェン未来応援プロジェクトマッチができるまで。
応援するとは想像することだ。

企画が生まれたきっかけ。種はすでに蒔かれていた。

部署異動したばかりの4月も中旬に差し掛かったころ、上司である竹内さん(運営・社会連携部部長)から、
5月のホーム2連戦のイベント企画ちょっと考えてみて」と提案があった。
選手または指導者がピッチ上で何をどう表現できるか追求することが第一義とするならば、
今回任せてもらえたのは、ピッチの外での仕事、サッカークラブの後ろ側の仕事だ。

さっそく企画を考え、箇条書きにしていく。

  • (子どもの日にちなんで)子どもの成長を願う、親子大運動会プロジェクト
  • (母の日にちなんで)スタシアムをありがとうが溢れる場所に。感謝の言葉を贈ろうプロジェクト
  •   etc・・

どれも魅力的!であったが話し合いのなかで一番しっくりきたのが前座試合であった。
実は以前から、育成年代を対象とした前座試合についてはクラブ内外から話は持ち上がっていたものの、
実現には至らなかったそうだ。
種はすでに蒔かれ、発芽を待つのみであったともいえる。

携わるからにはより良い企画にしたい。

育成年代の選手たちに、あの素晴らしいピッチの上でサッカーをしてもらえたら。
誰もが経験できることではない。
でも何かひっかかるものがあった。

前座試合としてよく目にするものは、試合時間が短かったり、交代が自由だったり、審判を当該チームで分担したり、
演出も含めた場をつくるというよりは、グラウンドを提供することに重きを置いて開催されているものだ。
それだけでもすごく貴重なことだし、プロリーグの興行として本戦を最優先することは当然のこと。

でももし、可能であるならば、、、
子どもたちが、まるでWEリーガーのようにサッカー選手として主役になれる機会をつくることはできないだろうか。

そう思い立った背景には、過去の私のある経験も影響している。


選手の目の色が変わる瞬間を目の当たりにして

マリU-15に指導者として携わっていた3年前、予選を勝ち抜き、全国大会に出場することができた。
全国大会ともなれば、WEリーグやなでしこリーグが開催される規模のスタジアム、
競技場が利用されることが多い。

私たちの1回戦も近畿地方のとある競技場が割り当てられた。
前泊をして、当日競技場に着き選手たちはロッカールームに入るやいなや、
「うわっ、ひとり一個椅子があるよ」
「え、シャワーあるんだけど!」
と興奮している。
その声にはソワソワも、ワクワクも、ドキドキもぜんぶ混ざっていたように思う。

キックオフまで1時間を切ったウォーミングアップの時間帯には、選手紹介として一人ひとりの名前がアナウンスされた。
マリの選手紹介は、2人組でロングボールを蹴り合う時に始まった。
スターティングメンバーがGKDFMFの順に1人ずつアナウンスされていく。
今でもよく覚えているシーンがある。
FW
のある選手の名前が呼ばれたその瞬間、彼女の足がピタリと止まった。
恐らく人生初めての経験に、表情が一変し、目の色が明らかに変わったのを、見た。
驚きと、喜びに満ちた表情。目がきらきらと輝き出す。

あぁ。なんていい顔しているんだろう。

結果は惜しくも1回戦敗退。
試合終了後、応援に駆けつけて下さった保護者に挨拶をするために整列する選手たち。
キャプテンから、なかなか言葉が出てこない。出てきたと思ったら、途切れる。
泣いているのだ、あまりの悔しさに。それでも乱れる呼吸をなんとか整えて、声を震わせながら放った
「ありがとうございました」

は、いまの私の人生の一部になっている。

この年のチームもその前後のチームも、選手は入れ替わり、それぞれの道を歩んでいる。
あの時の見たあの景色は彼女たちのなかで今、どのように色づいているだろうか。

自分が「好き」だからやっていて、夢や目標があって、いやそれがなくたって楽しいからやっていること、
仲間がいるから頑張っていることに対して、見てくれている人、気にかけてくれる人がいるという事実は、
それだけで心の支えとなる。
少なくともわたしはそうだった。
そういう環境や場でその人なりの表現ができたなら、その時間はきっと、
結果だけでははかれない何かが確実に残るはずだ。

だから、場がなによりも大事なんだと思う。全国大会じゃなくたっていい。
楽しいもあれば悔しいもある、打席に立ってフルスイングできる場が。
三振も、枠外のシュートも、試合がなければ生まれない。

立場が人を変える、とはよく言うけれど、
場が人を大きくする、も真理だと思う。

こんなことを思い出したり考えたりしながら、この企画を進めていくことになる。


(実際の企画書の一部。皆さまのお力添えによりすべて実現することに)


想いが伝わる瞬間に鳥肌がたった日。このプレゼンがあったから。

手元にある日記の4月19日(金)のページに、「竹内さんすごっ!!」と殴り書きが残っている。
がさつな言葉遣いで恥ずかしいが、素直な気持ちだったと思う。
その日は、WEリーグのシルバーパートナー(この後に当プロジェクトに協賛して下さった)旭化成ホームプロダクツ株式会社
(以下、AHP)が行なっている「ジップロック®︎サイクルプログラム」について、WEリーグとAHPの担当者の方との
ZOOM会議があった。
竹内さんと共に私も参加させてもらった。

このような会議に参加することが初めての私は、なるほど一つのプロジェクトはこのようにしてお互いの意見を
交換しながら進められていくんだな、とまるで新入社員のように聞き入っていた。

会議も終盤に差し掛かったとき、竹内さんが語り出す。

「実はいまクラブでこんな企画を考えていまして・・」

WEリーグとAHPさんに、前座試合のイベントをぜひ共につくりませんか、と。
以降、竹内さんのプレゼンが始まる。

最初は唐突で困惑する話だったかもしれない。でも、竹内さんが話を進めていくうちに、パソコンの画面越しに
参加の皆さんの表情から「共感」が広がっていくのがわかった。それがなんだかとても嬉しかった。
竹内さんのプレゼンに私もぐいぐい引き込まれながら、その話の進め方に竹内さんすごっ!!と鳥肌がたった日。

でもまさか、ほんとうに提案が通るなんて。
後日、協賛していただけることになったと竹内さんから聞いて驚いた。
クラブを超えて、他社の人たちを巻き込んでプロジェクトが動き出すことに。
高揚感が、じわりとじわりと押し寄せてきた。

この日に前後して、『WEリーグさながらの演出』をするためにいつもホームゲームでお世話になっている
関係各所の方々に仕事の依頼をし、調整をするためのやり取りが何往復も続けられた。
そのほとんどの業務を、竹内さんは他の仕事と並行しながらグングン進めていく。

ひと握りの力しか発揮できない私は申し訳なさともどかしさを覚えながらも、関わる人たちの多さと仕事内容の
緻密さに驚きつつ、それらを日々知っていった。

本番まであまり時間がないなか、急ピッチで細かな確認作業、微調整が行われ、それは
試合前日まで続いた。
竹内さん、寝られていただろうか。


イベントを終えていま思うこと

2試合を通して印象的だったのは、勝負にこだわる選手スタッフ皆さんの真剣な眼差しと、
現場にいた人たちから沢山の笑顔が見られたことだ。






ボールを落とさないように・・主審の方も緊張されていましたが、ナイスキャッチ!












駆けつけてくれたエルフェンサポーターの皆さん。メンバー表を見て選手の名前をコールされていました。
大人だって自分の名前が呼ばれたら嬉しい。

粋な応援、ありがとうございました。



こういった経験も、今後何かの力になってくれたら。



第4審判横を担当。インカムの調子が悪いところに救世主竹内さん現る。
私も初めての経験をさせていただきました。


勝った負けたで何かが決まることはない前提の前座試合で、それでも白熱した試合となったのは、
4チームの皆さんが純粋にサッカーに向き合い、一緒になってこの場をつくってくださったからだと思う。
そしてそして、WEリーグさながらというよりWEリーグそのものと言えるような場内演出をして下さった関係者の
皆さまのご尽力なくしてこのプロジェクトマッチは成り立たなかった。

この場を借りて、改めて感謝申し上げます。
プロフェッショナルな仕事をありがとうございました。

想像することの先に

最後にもう一つエピソードを。

いきなりバラしてしまいますが、スクール活動のスタッフミーティングの場で、まっちゃんはよく泣きます(笑)
夏休みのイベントはこうしよう!といった企画段階の話でも、イメージが先走って「もうやった気分!」と
いつの間にか感極まっています。
また泣いてる~と周りから突っ込まれているけれど、その想像ってまっちゃんみたいに純度の高い応援ができる人が
できる事でもあると思っていて。園児や小学生が喜んでくれる姿が目に浮かんで涙が出てくるって、
すごくステキな心の動きだなぁと思う。
私も一緒になって笑っているけど、まっちゃんのそういうところ、実はめちゃくちゃ好きです(笑)

話は少し戻って。

当たり前と言えばそうなのかもしれないけど。

どんな仕事もきっと、出発点は想像することにあるのではないか。
ということを今回の仕事においてよく考えました。

この仕事、誰のために?何のためにやろうとしているんだっけ?
どうやったら、喜んでもらえるだろう?



きっとこの写真の中に、この日が記憶に残る1日になった選手もいれば、笑っていながらも心の中で
悔しさを噛み締めている選手もいると思う。
応援するための想像は、その裾野を広げることが必要だ。

あぁ、全然見えてなかったな。見ようとしていなかったな。
自分の視野の狭さ想像力のなさに、これまで何度愕然としただろう。

もしまたイベントの企画に携わることができたら、思いを巡らす広さや深さが、変わっているといいけど、
それはそんなに簡単なことじゃない。
とても大切なことに改めて気づかせてもらえたから、
もっと想像を広げて、応援できる人になりたい。



そうそう、すぐ涙ぐむ、まっちゃんのようにね。



次回のかなえーるも引き続き伊藤が担当させていただく予定です。
もう一つどうしてもお話したいことがあります。
よかったら懲りずにまたいらしてください!

ありがとうございました!!


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