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【ZPE】ごみはどうやって生まれ変わるのか

2022.2.10


私たちにとって、非常に身近な存在であるペットボトル。
とくに家庭ごみのうち約6割は、ペットボトルをはじめとしたさまざまな容器や包装です。

1日に1本はペットボトル飲料を買っているという方も多いのではないでしょうか?
飲み終わった、使い終わったペットボトルがどのように処理されているか皆さんはご存知でしょうか。

日本のペットボトルのリサイクル率



日本のペットボトルのリサイクル率は、約88%。
欧州のリサイクル率は39.6%、米国は18.0%。
欧米と比べ、日本のリサイクル率がなぜこれほど高いのでしょうか。

ポイントとなるのが、ボトルの回収率です。
欧州は57.5%、米国は26.6%に留まるなか、日本の回収率は96.7%。
この回収率を可能としているのが、「容器包装リサイクル法」です。

「容器包装リサイクル法」

「容器包装リサイクル法」とは、消費者に分別排出を、市町村には分別収集を求め、ペットボトル製造業者はリサイクルを行うことが義務づけられています。
日本では回収の起点となる消費者の分別協力があるからこそ、高い回収率を維持することができているということになります。

ペットボトルはリサイクルして何になる?

ペットボトルのリサイクル方法は2つあります。

1.ボトル to ボトル(水平リサイクル)
食品用の使用済みペットボトルを原料化し、新たなペットボトルとして再利用(リサイクル)することを「ボトル to ボトル」や「水平リサイクル」といいます。



2.カスケードリサイクル
ペットボトル以外の製品をつくるのが「カスケードリサイクル」。

◯シート(食品トレイなど)
食品トレイ・卵のパック・食品用中仕切り(カップ麺のトレイ、中仕切り)・防草シート・下敷きなど。
ペットボトルで再商品化されたもののうち40.7%が、これらシート類に生まれ変わります。

◯繊維・服・靴
ワークウェア・白衣・アウター・ネクタイ・肌着・バッグ・靴など。
ペットボトルから再商品化されたもののうち、16.5%が繊維製品になっています。

わたしたちにできること

現状、リサイクル頻度が少ないトレイや衣類などのリサイクル(カスケードリサイクル)に流れがちな今、ペットボトルリサイクルにおいては、半永久的にリサイクルできると言われている「ボトル to ボトル」の割合を増やしていくことが重要となってきています。

リサイクル率を高めるために、使用したペットボトルをルールにしたがって分別・排出することを心がけましょう!



①マークをよく見て分別する

・ペットボトル本体


・キャップとラベル


ペットボトルは本体とキャップ、ラベルが違うものでできています。
マークをよく見て、分別しましょう!

②必ずキャップを外す
キャップをはずした後に残るリングや、しょうゆボトルの中栓などは無理にはずす必要はなく、そのままでOK。
③ラベルをできるだけはがす
④ペットボトルの中をすすぐ
⑤横方向につぶす

使わない選択肢も

ペットボトルには大量の石油資源が使用されています。
そのうえ、一からつくっても、ボトル to ボトルでリサイクルしても、焼却処分をしてもCO2が排出されてしまい、環境に負荷がかかってしまいます。
ペットボトル以外の代替品でも間に合う場合は、ペットボトルを極力買わない・使わない選択肢をひとりひとりが心がけていきましょう!

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▽ZPE特設ページ


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