【ZPE】わたしたちにできること
2022.2.2
先週の投稿にあったとおり、日本は人口1人当たりのプラスチックごみの廃棄量がアメリカに次いで世界第2位。
使い捨てプラスチックを大量に廃棄しているのをご存知でしょうか?
海外ではバラ売りされることが多い野菜も、日本のスーパーでは包装材に入っており、肉や魚にいたっては食品トレーにラップがかけられ、さらにそれをビニール袋にいれてレジ袋に入れて持ち帰るということが当たり前のように行われています。
また、これまでプラスチック資源の輸出先であったアジア各国の資源物に対する輸入規制が強化していることから、これまで以上に国内での資源循環が求められるようになっています。
2030年までのワンウェイプラスチック削減目標
日本は、2030年までにワンウェイプラスチックを累積で25%排出抑制することを目標に掲げています。ワンウェイプラスチックとは...
一般的に一度だけ使用した後に廃棄することが想定されるプラスチック製のもの。
例:スプーン、フォーク、マドラー、ストロー、飲料カップレジ袋、ペットボトル、トレイ、パック等
レジ袋が2020年7月より有料化が始まり私たちの生活にも馴染み始め、その後プラスチック素材のストローやスプーン等を紙や木製の素材に変えて提供する店舗も多く見られるようになりました。
削減するためには、まずは一人一人が取り組みやすい活動でライフスタイルを見直してみてはいかがでしょうか。
使い捨ての紙カップは紙製に見えますが、内側がプラスチックでコーティングされています。
マイタンブラーやマイカップがあって損したことはありません。
実際、最近ではほとんどのカフェでマイカップ・タンブラーを持参することで割引がもらえます。
マイバックを持参すれば、レジ袋をもらう必要はありません。
今では何度も使えるエコバッグの種類が充実してきました。
自分に合ったお気に入りの1つを見つけて、いつも持ち歩くようにしましょう。
なにか飲み物を買わざるを得ない危機的状況でない限り、ペットボトルは簡単に減らせるプラごみの一つです。
マイボトルを使うことで、一人当たり年間約180本のペットボトルを削減できます。
プラスチックに依存した日本の現代社会ではまだまだ難しいですが、ちょっとした簡単な工夫と取り組みで使い捨てプラスチックの無駄遣いを大きく減らすことが出来ます。
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