このたび、ちふれASエルフェン埼玉所属の薊 理絵選手が2020シーズン限りで現役を引退し、ちふれASエルフェン埼玉クラブアンバサダーに就任することが決定いたしましたので、お知らせいたします。
今後は、スタッフの一員として、クラブの業務に尽力して参ります。
引き続き、温かい後押しをよろしくお願いいたします。

薊 理絵（AZAMI Rie）

■ポジション：MF
■生年月日：1989年1月11日（32歳）
■出身地：東京都
■身長/体重：161cm/48kg
■選手歴：（なでしこリーグ通算256試合出場91得点）
秋津サッカークラブ → ラガッツァ東村山フットボールクラブ → 埼玉平成高等学校 → ASエルフェン狭山FC/ASエルフェン埼玉/ちふれASエルフェン埼玉
■主な代表歴：
2013　日本女子代表（国際親善試合・ナイジェリア戦）代表デビュー
2015　日本女子代表（EAFF女子東アジアカップ2015）
■コメント：
14年間という長い間、本当にお世話になりました。
大好きなこのエルフェンでやり切れたこと、私は本当に幸せに思います。
人に恵まれ過ぎた14年間でした。
まず入った当初の先輩方の偉大さ。当初もその偉大さを目の前で感じさせていただいていましたが、歳を重ねるごとにその偉大さが計り知れないものだったという事を痛感しています。
月謝、遠征費などもあり、お金にも時間にも全く余裕がない当時の環境。
それでもサッカーの時に愚痴をこぼさずひたむきに頑張る先輩方の顔が今でも浮かびます。
そんな先輩方を始め一緒に戦う仲間やファン、サポーターの皆様、パートナー企業の皆様を含め、私はエルフェンが大好きになりました。
そこから環境もどんどん変化していき、新しい出会い、別れを繰り返しました。
新しい出会いで自分の中のサッカーに対する考え方に変化があったり、その変化によって日常生活にも変化があったりと周りの方々によって私は成長させて頂いてきました。
苦しい時、しんどい時、沢山ありました。
でも、常に前向きに声をかけてくださるファン、サポーターの皆様、結果を出せない中でも支えていただいたパートナー企業の皆様。私はそんな皆様とだから頑張れました！
私がサッカーをする上で、携わって下さった全ての方一人一人に感謝しています。
誰1人が欠けていても今の自分はなかったと思います。本当にありがとうございました！

そして、始めたからには3年はやりなさいと喝を入れてくる母。
この喝がなければ私はサッカーを小学生で辞めていました。ありがとう！
私の試合観戦を楽しんでくれ、1番応援してくれていたであろう父。ありがとう！

エルフェンは今シーズンからプロリーグ！
当初のエルフェンを見てきた私にとってプロリーグが決まった時、涙が出そうなくらい嬉しかったです！
これはエルフェンを支えてくださった皆様全員で掴んだものだと思います！
本当に凄いことです！心の底からの感謝です！

私の目標は、このエルフェンでトップリーグで優勝する事。
まだその目標は達成していません。
選手ではなくなりますが、フロントとしてこのエルフェンで、目標に向かってこれからも全力で戦いたいと思います！
引退後でもこうして一緒に戦わせて頂けることに感謝しています！

皆さん！これからも一緒に成長させて下さい！
一緒に戦って下さい！
やっぱり私はエルフェンが大好きです。