8月5日、19日、26日の3日限定にて小学生4～6年生の女子選手を対象に、スクール主催のイベント「なでしこスペシャルサマークリニック2024」を開催いたしました。

全日程に参加してくれた選手や遠方から参加してくれた選手など、たくさんの選手にご参加いただきました。


当イベントは、通常のなでしこクラスのトレーニングに加え、専門家や特別講師による室内での講義を取り入れ、子どもたちにサッカーを多方面から学んでほしい、成長の糧にしてほしいという願いから企画されたイベントになります。

グラウンドでは『攻守において必要な基本技術を向上させ、局面を打開していく選手』を目指し、さまざまなトレーニングを行いました。

初めての顔合わせとなる選手が多くいる中、みんな積極的にコミュニケーションを取りながらプレーしていました。慣れないプレー環境だったと思いますが、選手は「サッカー上手くなりたい！」という気持ちが何よりも強く、どんな練習にも果敢にチャレンジする姿が輝いていました。

講義は、8月5日と26日に所沢ことうだ接骨院整体院 の代表であり、現在ちふれASエルフェン埼玉アカデミー（U-15、U-18）トレーナーも担当されている小藤田洵さんに講師を務めていただきました。





5日には「障害予防について」、26日には「成長期のアスリート・サッカー選手の身体づくり」をテーマに、怪我をしにくい身体づくりや栄養、睡眠、月経周期のお話など、サッカー選手として女子アスリートとしての大切な要素を密度濃くお話しいただきました。講義終了後にも、個人的な悩みや怪我している選手からの相談にも的確なアドバイスをくださり、保護者の方からも「一緒に悩みを相談できてよかった」とのお声もいただきました。





19日には特別講師の岸みのり選手がご登場。





「幼少期からWEリーガーになるまで」と題して、ご本人のこれまでのキャリアを振り返りながら、”才能ってなんだろう？”から始まり「好きから本気へ」「応援される選手になろう」といった岸選手の実体験に基づいた貴重なお話を伺うことができました。





この日は悪天候の影響でトレーニングが中止になったこともあり、講義時間を延長して実施いたしました。質疑応答の時間には、GKクラス担当コーチの山郷のぞみさん（強化部長）、GKクラスのサポートに来てくださったトップチームGKコーチの轟奈都子コーチ、さらに岸選手の講義を聞きに参加していたトップチームの松久保明梨選手、祐村ひかる選手にもご登場いただきました。

天候に悩まされることもありましたが、3日間大変充実したクリニックを開催することができました。このイベントを通して選手が心と身体で感じたものが、今後の成長に繋がることをスタッフ一同願っております。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。