【ドゥーナチュラル サンクスマッチ / 2023-24 WE LEAGUE CUP 第5節】10/1(日)vs 東京NB戦 試合結果
【ドゥーナチュラル サンクスマッチ / 2023-24 WE LEAGUE CUP 第5節】vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザの試合結果をお知らせいたします。
試合結果
ちふれASエルフェン埼玉 5 対 2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
(前半:4-1、後半:1-1)
得点者
21’ 岸 みのり(EL埼玉)
26’ 大曽根 由乃(EL埼玉)
33' 藤野 あおば(東京NB)
40' 吉田 莉胡(EL埼玉)
45+2' 瀬野 有希(EL埼玉)
57' 吉田 莉胡(EL埼玉)
88' 松田 紫野(東京NB)
会場
川越運動公園陸上競技場 15:00 K.O
観客数
1,827人
スターティングメンバー
GK:21.小野
DF:03.松久保 / 19.金平 / 20.岸 / 24.大沼
MF:04 橋沼 / 05.瀬戸口 / 07. 大曽根 / 08. 園田 / 10.吉田
FW:06.瀬野
リザーブメンバー
GK:35.徳山
DF:13.佐久間
MF:15.小田 / 17.唐橋 / 29.祐村
FW:14.植村 / 9.荒川
公式記録
https://weleague.jp/matches/2023100121/
ハイライト
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池谷 孝監督 コメント
今日のゲームは、先制点がやっぱり大きな鍵だ、という話をしておきました。そして、幸運にも先制点が取れたので、ゲームが少し面白くなったと思っています。
前半は、練習でやっていること、特に守備のところですね。スライドをしながら、縦パスのインターセプトを狙っていく、そして奪いに行ったところで剥がされない。これまで練習でやってきていることが、ある程度はできたのかなと思っています。
それとフィニッシュのところですね。小学生みたいな練習を繰り返しやっていますが、形通りのシュートが決まったということで、ある意味、前半は練習の成果が出ました。
後半はうちが点を取ってましたので、守備的になることは仕方ないですし、東京NBさんの方が力がありますので、ああいった展開になるのは、ごく当たり前のことかなと思っています。そういう中で、ラインを下げずに、キーパーのファインプレーもありながら、失点を一点に抑えたのは、一つの成果かなと感じています。
ただし課題もたくさんあります。
あれだけ背後にスペースがあるのに、そのスペースをつくまでに時間をかけてしまったりとか、非常にイージーなパスミスがたくさん見られました。ここはもう毎日の練習の中で、やっぱり基本的な技術練習を積み重ねていかなきゃいけないというふうに改めて、思いました。
僕が常々言ってるのは、一つは形を覚えるっていうことですね。
あとは、大きなテーマとして “ドーベルマンディフェンス” と “Quick,Simple to the GOAL”ですね。そして位置的優位性をいつもキープするように、と。そういうことを基本にしながら、ゲームの流れを読もう、ということも、口酸っぱく言っています。何人かの選手は、そういったことが少しわかるようになってきたのかなと感じています。
あとは、最終ラインの4人がしっかり守備できるようになって、安定してきましたね。キーパーの小野も試合前はものすごく緊張していたんですけど、僕が緊張している方がいいプレー出来るぞ、と伝えた通り、集中したいいプレーをしてくれて、自信をつけたことも収穫です。
一ヶ月後のリーグ戦に向けては、他のチームさんに劣っている技術のところは、しつこくやっていきたいと思っています。それと守備のところですね 。本当のドーベルマンみたいな守備が出来るように、指導していきたいと思います。
あともう一つは、サッカー観の共有ですね。スペースを見つけて走り込んで、そこにいいタイミングでパスが出るとか、そういう当たり前のサッカー観みたいなものが、もっとプレーに出てくるようにしたいですね。
最小得点でもいいので、失点をゼロにして、勝ち切るようなチームづくりをしたいなと思っています。
そのためにも、攻めている時にいい守備の準備をする、そして正しいポジションを取り続けて、ボールに関わり続ける。そういったサッカーで大事になる要素を植え付けていけたらいいかなと思っています。
選手たちも学習能力を発揮してくれて、私の言うことを理解しようとやってくれています。気持ちの部分も含めて努力を重ねて、試合ごとに積み上がってきていることが実感できています。カップ戦一試合目の新潟L戦の試合内容と比べると、確実に積み上がってるな、と。
この一ヶ月間でさらにそれを積み重ねていけたら、と思います。さらに精度を高めていきたいな、と。まずはリーグ戦での一勝。そこから一つずつ、勝利の積み重ねです。
今日、応援に来てくださった皆さまの前で、勝利という結果を出せたことは僕自信も嬉しいですし、安堵しています。少しだけ皆さまに、恩返しが出来たと思いますし、選手たちも励みになると思います。
小野 未織選手 コメント
エルフェンに来て一年半ちょっと経ちますけど、今日がデビュー戦ということもあって、すごい緊張してました。試合に出てる人も出ていない人も、チームメートのみんなが優しく声をかけてくれて、背中を押してくれたので、もう思い切ってやろうと思って、ピッチに入りました。
その中で、岸選手の先制点と大曽根選手の追加点で、精神的にも落ち着くことが出来ました。気持ち的にかなり楽になって、その2点があったからこそ、自分はセーブも出来て、ちょっと緊張もほぐれて、プレーすることが出来ました。
カップ戦の結果だけ見たら決して、納得いくものではありませんが、この5試合通じて、一試合ずつみんなが成長して、ちょっとずつチームがひとつになって、前に進んでると思います。結果には満足できませんが、得るものがたくさんあったと思っています。
いま女子日本代表に浅野選手が選ばれて、世界で活躍をしています。私は私で今日の経験を活かし、競い合いながら、一緒にゴールを守っていきたいな、と思っています。
今年はひとつでも多く試合に勝って、みんなで喜び合えるように、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
大曽根 由乃選手 コメント
まずは、レベルの高い相手に対して、守備からしっかり前半入れたことが良かった、と思っています。あとは先制点を取れたことも、この結果に繋がったかなと思います。
個人的には、得点とアシストで、少しでもチームの勝利に貢献できたことが正直に嬉しかったです。
最後までチームが一つになって戦ったからこそ、こういう結果を得られましたけど、無失点では抑えられませんでしたし、個人的にもまだ課題がたくさん残ったので、また練習からひとつずつ頑張ります。
リーグ戦初戦が、マイナビ仙台レディース戦で、元々所属していたチームで、特別な対戦相手です。
ホーム熊谷での試合になるので、応援してくれるサポーターの皆さんに、勝利と得点をまた届けられるように、また一ヶ月しっかりと準備していきたいと思います。